自己破産

債務整理としておそらく最も有名なのが自己破産になると思いますが、自己破産とは、裁判所に対して自分の破産申し立てを行い、一定以上の価値の財産を差し押さえることですべての債務が免責されることをいいます。
その時点で借りている借金やローン、お金に関係するような債務を全て帳消しに出来る制度で、近年は99万円までは自身の財産を持っていても良いとなっており、パソコンやテレビなどがほぼすべての家庭にあることから没収の対象外になっていることもあります。また、不況の影響で生活レベルも下がっており、99万円以内に生活がおさまっている場合には自己破産をしてもほとんど生活は何も変わらずに、そのままそれまでどおりの生活ができるようになると言われています。

 

とはいえ債務整理の中でも1番重いのが自己破産になりますので、安易に自己破産を選んでしまうのはどうかなという部分です。

 

自己破産をしてしまうとその後はどうなるの?

自己破産をすると信用情報にも内閣府が発行する官報にも氏名が記載されてしまいますが、殆どの人はそれらを見ないのであまり気にせずに自己破産ができます。中には個人で自己破産をする方もおり、税理士とともに実施する場合もあります。弁護士ではなくても自己破産ができるので、少し工夫してみると弁護士よりも低コストで自己破産ができることもあるでしょう。司法書士や弁護士に依頼すると自己破産は約20万円から40万円ほどの費用になります。その費用自体はそれほど負担は大きくないですが、この支払については帳消しにはならないのでしっかりと積み立てておきましょう。

 

また、借金を保証人を付けてやっていた場合には保証人に多大な迷惑がかかり、機関保証に関してもかなりのリスクが生じます。賃貸物件に住んでいる場合には、その賃貸で生活できなくなることもあるので、求める生活レベルもよく考えて自己破産を選択する必要があります。最低限の生活を守りながら安全に自己破産をしたいならば、やはり弁護士に依頼する必要があります。法的な書類や重要な制度を駆使して自己破産をサポートしてくれるので、自己破産後に生活ができなくなるというリスクが大幅に軽減されます。保証人がいるような場合にもある程度行動を考えてくれるため、信頼も維持しながら債務整理が可能です。最も多いのは、家計の主たる収入を担っていた人物が死亡してしまった場合で、生活が維持できなくなった時に取られる選択肢の一つです。他にも人生の中での大きな不幸に関係するような場合に自己破産が選ばれることが多く、借金を多く負ってしまった若者が債務整理として自己破産をする例もあります。遺産の相続などで、財産だけではなく、借金も同時に相続してしまうので、必要に応じて相続放棄なども検討していく必要があります。幅広く対応できるのはやはり弁護士なので、自己破産をしなければいけないような時でも、頼れる弁護士がいることは非常に心強いものです。急に良い弁護士が見つけられるわけではないので、日頃から相性の良い頼れる弁護士を探しておくと安心できるはずです。

 

  • 2015/03/07 00:13:07