債務整理後のデメリットはあるの?メリットとの比較

債務整理後のデメリットはどのようなものでしょうか。一般的に債務整理をすると

 

信用情報(ブラックリスト)への登録

 

自己破産、個人再生、任意整理などの債務整理の全ての手続きをしてしまうと、個人の信用情報機関(CIC,JICCなど)にその事故情報が登録されることになり、一定期間借入が制限されるということがあります。
これは、その手続きごとに登録される期間が異なりますので、確認をしておきましょう。

借入ができなくなる期間

自己破産 約7年〜10年
個人再生 約7年〜10年
任意整理 約5年

 

たまに勘違いをして、自分の家族への信用情報の影響を心配されている方がいらっしゃいますが、債務整理で受ける信用情報への登録は、あくまでも債務整理を行った本人の情報のみの登録になりますので、家族の情報が登録されるということはありません。

 

ブラックリストとは

債務整理を行うと、個人の各信用情報機関にその情報が登録されて、一定期間借り入れなどができなくなることがありますが、一般的にこのことを「ブラックリストに載る」ということがあります。しかし、実際に「ブラックリスト」というようなリストがあるわけではありません。

 

通常クレジットカードの申し込みでも、新規の借り入れでも申し込みを受けた貸金業者は、各信用情報機関の登録情報を確認します。
信用情報機関には、下記のような三社が有名です。

 

株式会社日本信用情報機構(JICC)
株式会社シー・アイ・シー(CIC)
全国銀行個人信用情報センター(KSC)

 

この上記の信用機関の情報を参照した金融会社は、事故情報の登録がある方の申し込みの場合には、通常貸し付けは行わないということになります。また、債務整理を行った後は、現在利用しているクレジットカードについても、使えなくなる可能性があります。

 

信用情報機関ではどのような情報が登録されるのかについては別途こちらのページで解説しています。

  • 2015/03/07 04:42:07