太陽光パネル電気などのローンは任意整理できるの?

ソーラーローンとは?

ソーラーローンとは、太陽光発電を自宅につけるための目的型ローンのことで、太陽光発電パネルのメーカーや、信販会社のソーラーローンを使うことができます。家の中て使う電気は、太陽光発電でまかなえて、余った電気があれば売電するもできます。その収益が各種ローンを返済にあてることができるというメリットもあります。それでもローンの支払いができずに、住宅ローンやクレジットカードの支払いが重なって生活を圧迫してしまう可能性があります。発電能力は季節や日照量で変化するため、実は売電による収益はあまり期待できません。太陽光パネルの場合は、自己破産をするほどでもないですが、支払えない場合は任意整理をして、分割払いにすることも可能です。5年ほどブラックリスト入りしますが、自己破産をしてすべてを失うよりは良いかもしれません。個人再生までする必要もなく、パネルだけの料金を任意整理すれば信用もそれほど傷つかないでしょう。家を失ったり、家電を失ったりするほどのことにはならないので、弁護士とも協力して債務整理も検討してみてください。

 

太陽光パネルのローンが返せない場合

太陽光パネルのローンが払えなくなってしまっても、パネル本体を買取してもらうとその一部の金額は十分支払うことができます。
車などとは異なり、設備工事をしてもらってる物を売却処分することは簡単なことではありません。そんな時は、中古として買取をしてくれる業者を見つけてしまうのが一番です。しかし、ローンの担保に設備が含まれている場合には家のローンと同じように、完済をしてからでないと転売できない場合もあります。また、パネル設備そのものがローン会社の名義になっている時は、一見すると自宅の一部の資産に思えますが、法的にはローン会社のものが屋根の上に乗っていることになるので、簡単には買取ができない場合もあります。

 

大抵の場合には担保を求められていて、それが自宅についてる場合などには、滞納しないように対処をしなければ差し押さえなどのリスクもあります。さらに、補助金を使って設置しているなら、話はさらに複雑になってきます。そのようなときは、弁護士に相談をすれば登記や補助金との関係など全ての問題をすべて任せて解決してくれます。太陽光パネルは自然にやさしいエネルギーとしては注目されていますが、費用面はお財布にやさしくはなっていないので、最悪のパターンの任意整理になってしまわないように購入しましょう。