30万円の借金、金利15%なら3年でこんなに膨れ上がってしまう!

借金のコワさは金利の負担を軽視することにある

30万円の借金、金利15%なら3年でこんなに膨れ上がってしまう!

借金をするときは目の前の資金不足問題をクリアすることに必死で、正常な判断ができなくなっている可能性があります。銀行や消費者金融、クレジットカードなどでキャッシングできる金額はいくらか、審査にとおるかとは考えても、返済計画なんて後回しどころか思いもしないことさえあるのです。
判断力の低下、その最たるものが金利の軽視であり、1回あたりの金額が小さいことで気付かないものの、トータルではとんでもない額になり得ます。
支払いが困難になって滞納が続く原因のひとつが金利負担なのです。それは大げさだと思うのであれば計算してみればわかります。30万円を年利15%で借りた場合をみてみましょう。

 

仮に30日間だけ借りたとすれば、金利は3,698円(1円未満切捨て)です。切羽詰った状況を打開するための投資と考えれば、このくらいの利息なら安いものだと思うかも知れません。会社の営業経費でもないのに安いものなんてことはないのですが、背に腹は変えられないためこうとしか言えないのでしょう。

 

それでは、このまま1年間実質利息だけの返済で元本部分を減らすことができなかったらどうでしょうか。単純に1ヶ月の12倍強となります。額にして45,000円で、これは小さくありません。

 

もし、残額を減らすことができずに3年間借りていれば135,000円もの金利を払うことになるのです。借入額に対して実に45%という高率です。3年も借りっぱなしにしなければ問題ないと言ったところで、消費者金融などを利用している時点で経済的に無理があることは明白。生活費の捻出に精一杯で、返済まで回らないという例はいくらでもあるのが現実です。
月々の支払日には最低額を支払い、その場でできたキャッシング枠を速攻で借りる。これでは、利息しか払ってないのと同じですから残金が減るはずがありません。

 

利払いのために働いている人生で良いのか

30万円の借金、金利15%なら3年でこんなに膨れ上がってしまう!

利払いだけを繰り返して支払い期間が長くなれば金利総額は大きくなります。そのうち、払った利子の額が元金を超えるときがくるのです。どれだけ払っても全然借金が減らないカラクリがお分かりいただけることでしょう。この程度ならと軽視していた金利こそが借金のコワさの根本なのです。

 

元本を上回る利子ときいて思い浮かべるのが過払いではないでしょうか?
しかし、残念ながら利息が多額だと言うだけでは過払いにはなりません。金利が利息制限法で定められた上限利率を超えている場合に、払い過ぎの問題が生じるのです。30万円借りた金利が年15%であれば、まったく過払いにはなりません。

 

利息制限法の上限利率は元本によって次のようになっています。

 

・元本10万円未満…20%
・10万円以上100満円未満…18%
・100万円以上…15%

 

つまり、30万円の借金なら18%まで認められているのです。15%でさえ3年間元金を減らせない場合は135,000円もの利息がかかるのに、18%では162,000円も払うことになります。
それでも、この段階で残金全額を返済できれば良いですが、まだまだ付き合いが続くとなれば、利子のために働いているのかと言いたくなります。少ない小遣いでやりくりしていればなおさらです。

 

もう一度、一ヶ月の利息を思い出してください。30万円を年利15%で借りただけで3,698円も払うのです。十分に一回分の飲み代になる金額ですよね。必要があって借入をするのは仕方がないことですが、そのために生活がわびしくなるのは考えものです。生活費自体が足りなかったのであれば、暮らしを見直す必要がありそうです。

 

また、自動引き落としで返している場合には、いちいちチェックしないと利息の負担が目に見えないので軽く考えてしまうかも知れません。
いや、うちは貯金ができるから問題ないという人は、貯金の利子を得る前に借金を清算しろと言いたいですね。
切羽詰っているときもそうでないときも、利子にはシビアでありたいものです。