個人事務所の魅力

個人の法律事務所や司法書士事務所の魅力は、やはり柔軟な対応をしてもらえるという点と相談がじっくりできるという点です。大手の事務所よりも相談料などは気にしていない事務所も多く、お金の面でもそれほどガチガチしていないので、気軽に相談できるというのはやはり魅力が大きいでしょう。また、スキルや能力が高い弁護士でないと個人事務所は開けないこともあり、大手の複数人弁護士がいる組織よりも、ワンマンでも高い能力で実績もあり、安心して結果を期待できる個人事務所のほうが良い場合もあります。個人事務所では、依頼を受けている件数が多いと、作業に遅れが生じることもありますが、債務整理についてはそれほど激務ではなく、書類の発行や賃金業者との手紙でのやりとりが多くなるので、個人事務所でも余裕を持って対応してもらえます。特に、任意整理では、整理の期間が少しでも長いほうが、依頼者としては返済しなくて良い期間が長くなるので経済的な負担を減らして家庭や生活を立て直すチャンスも多くなります。スピーディな対応が必要なのは最初の受任通知の発行で、返済の催促や取り立てがなくなれば、その後の手続は基本的にゆったり行えるでしょう。個人事務所は、依頼者の希望を細かく聞いてくれることも多く、希望している通りの行動をとってくれる可能性が高いです。大手の業者では、十分な結果が得られないこともあるため、細かい相談が多くなりそうな場合には、柔軟に対応してくれる少人数の事務所に頼ったほうが安心できるでしょう。さらに、大手の事務所では連絡を取る相手がスタッフによってコロコロ変わってしまうこともありますが、個人事務所ならば同じスタッフからの連絡を受けることになり、かなり安心できるでしょう。借金の取り立てなどでは電話にシビアになってしまうこともあるので、信頼できる弁護士やスタッフからの連絡と分かれば、それだけ安心もできるでしょう。個人事務所のデメリットといえばやはり複雑な事案には対応しきれないということで、債務整理も3件から5件程度ならばまだよいですが、債務整理以外にも離婚問題や相続というような複雑な問題が重なる場合には細かなミスが出てくる可能性があります。弁護士も人間ですから、まとめて複数の依頼をするのではなく、一つ一つ分けて依頼できるようならば個人事務所は丁寧で誠実な対応で依頼者を安心させてくれるでしょう。大手事務所も個人事務所も魅力は十分ありますが、自分自身の性格にも合った弁護士を見つけていければよいでしょう。