賃金業の歴史と過払い金

キャッシングやカードローンのサービスは近年始まったものではなく、江戸時代よりも前から存在していました。昔は高利貸しと言われるようなもので、お金だけではなく、食べ物や米俵のようなものを貸したぶん、利息をつけて返還するというようなものでした。現代は、共通の通貨として円が取引に利用されており、そのお金での遣り取りをするようになり、借金という名称も生まれました。過去、金利は非常に高く、グレーゾーン金利と言われる5年ほど前の2009年前までの制度では29.2%の金利が認められており、今の制度と比べるとかなりの負担でした。これは10万円の借り入れを2年した場合には約3万円近い金利が発生し、手数料などを合わせると13万5千円ほどとなるような状態です。金利と元金を合わせて返済する仕組みであればそれだけ毎月の金利を支払うだけで支払いが終わってしまい、毎月1000円程度しか返済できていなかったことになり、負担も大幅に増えて返済期間も4年から5年かかってしまうようなこともありました。また、人によってはその返済のために非常に大きな負担を背負った人も多くおり、近年はその債務整理ができるようになっています。特に払い過ぎた場合や5年以上返済を続けているような場合には支払った金額自体が100万円を超えている場合も多く、早めに債務整理をする必要があります。払い過ぎた金利は過払い金返還請求で確実に返還される上、現在返済中の方でも任意整理をすると借金がなかったことになることもあります。金利を払いすぎている状態で、元金の金額に照らし合わせて金利の支払額が多すぎる場合には任意整理や過払い金返還請求でその余計な分が返還されます。複数社からの借り入れをしている場合には返還額も100万円や200万円という金額になるのでそれまでの苦労分をしっかり取り戻せます。返済の工夫も必要で、元金がしっかり減らせるように早めにまとめて支払うことも大切ですが、生活するのに目一杯の場合には毎月少しずつ支払うこともやむをえない方もいます。それでも、負担が大きすぎる場合には憲法でいうところの最低限度の生活ができていないことになるため、たとえ借金でも消費者が守られます。賃金業法の改正にともなって、債務整理もしやすくなり、協力してくれる弁護士も多くなっているのでお金に関して苦労した経験がある方は一度でも債務整理を検討してみると良いかもしれません。過払い金の返還請求などはそれほど初期費用もかからずに返還してもらえるので、まずは相談から始めていきましょう。